モバイルバッテリーのワット数おすすめは?スマホ・iPad・ノートPC別の目安と選び方

モバイルバッテリー ワット数 おすすめ
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「せっかく買ったのに、充電が全然進まない…」

その原因、容量(mAh)ではなく、出力(ワット数W)のミスマッチかもしれません。

Wは充電の “勢い” で、合わないと待ち時間だけが増えます。

結論

スマホは20〜30W、タブレットは30〜45W、ノートPCは65W〜が目安。 自分の端末の必要Wは、手持ちの充電器(Output表記)かメーカー公式仕様で確認できます(PCは同梱/推奨アダプタWが基準)。

注意:バッテリーの「最大W」は単ポート最大のことが多く、同時充電では配分で落ちます。さらにケーブル非対応だと高出力でも速度は出ません。

本記事では、スマホ~ノートPCまで、あなたの持ち物に「本当に必要なワット数」をデバイス別に整理し、失敗しない選び方を最短で解説します。


充電が遅い原因は「mAh不足」ではなく “W不足” のことが多め。スマホ中心なら、まず30Wで失敗回避しやすいです。ケーブル一体型なら忘れ物ゼロで、外出中の足し充電が一気にラクに。

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  1. 結論:デバイス別のおすすめワット数(W)早見表(根拠付き)
    1. 【早見表】デバイス別:必要なワット数(W)の目安(根拠付き)
      1. 脚注(根拠:公式情報)
  2. まず確認:あなたの端末に必要な充電ワット数(W)の調べ方(3分)
    1. 最速:充電器(ACアダプタ)のOutput表記を見る
    2. iPhone / iPad:公式情報+充電器表記で確認
    3. Android:メーカー仕様(最大◯W/PD・PPS)を確認
    4. ノートPC(Mac/Windows):ほぼ「推奨アダプタW」が正解
  3. 失敗しない選び方:①必要W→②容量(Wh)→③ケーブル→④安全
    1. 4ステップの全体像(迷ったらここだけ)
    2. 用語ミニ辞典:W / mAh / Wh(違いを最短で理解)
      1. よくある誤解:10,000mAh=スマホを2回以上満充電?とは限らない
  4. 落とし穴:USB PDと“実効出力”(単ポート最大・同時配分)を理解する
    1. USB PD(急速充電)とは?充電速度は「端末の受け入れW」で決まる
    2. 単ポート最大/同時充電(合計出力・配分)/ケーブルの関係
    3. よくある失敗パターン3つ(買ってから後悔しない)
  5. 用途別:スマホ・タブレット/ノートPCのおすすめ構成
    1. スマホ・タブレット向け:30W活用術(軽さ・持ち歩き)
    2. ノートPC向け:65W以上の選び方(20,000mAh級・Wh・発熱対策・推奨W)
      1. PC派のチェックリスト(ここだけ見ればOK)
      2. Macの場合:推奨Wの確認方法(最短)
  6. 購入前チェックリスト:安全性(PSE)・出力・ケーブル
    1. 出力のチェック:単ポート最大/同時充電(合計出力・配分)
    2. ケーブルのチェック:65W以上は100W(5A/eMarker)対応が前提になりやすい
    3. 同時充電のおすすめ組み合わせ例(配分イメージ)
    4. 安全性のチェック:PSEと義務表示、保証・サポート
    5. 安全性:PSEと義務表示、回路保護・温度監視・保証条件の見方
      1. 上乗せで見るべき基準(ここだけ見ればOK)
    6. ケーブル:100W(5A/eMarker)対応が必要?60W超で失敗しない
      1. 結論:65W以上を狙うなら「100W(5A/eMarker)」で揃えるのが安全
      2. 整理:W=V×A(“60Wの壁”は3A→5A)
      3. 選び方(迷ったらここだけ)
      4. 脚注(出典/根拠)
  7. FAQ:モバイルバッテリーのワット数(W)よくある質問
    1. 高出力(65W/100W)なら古いiPhone/Androidも速くなる?
    2. WとmAhの違いは?
    3. 65W以上で寿命は縮む?
    4. 「最大W」は何を指す?(単ポート最大/同時配分)
    5. ノートPCが充電できない原因は?(PD非対応/出力不足/配分/ケーブル)
    6. 100Wケーブルは必要?eMarkerとは?
    7. USB PDとPPSの違いは?
    8. PSEがない製品は避けるべき?
    9. mAhとWhはどっちを見る?
  8. まとめ:迷ったらこの結論(スマホ20〜30W/PCは65W以上+PSE+対応ケーブル)
    1. 著者プロフィール
    2. 検証環境
    3. 参考文献・引用元リスト

結論:デバイス別のおすすめワット数(W)早見表(根拠付き)

画像引用元:楽天市場

この章は結論です。

スマホ・iPad・ノートPCなど主要デバイスごとに、「快適に使うためのおすすめワット数(W)」を早見表にまとめました。

数値はメーカー公式情報(高速充電条件・推奨アダプタW)と規格(USB PD)を根拠にしつつ、実際に不満が出にくいラインとして整理しています。

※充電速度は “高ければ正義” ではなく、端末の受け入れW・バッテリーの単ポート最大・同時充電の配分・ケーブル対応のうち、いちばん低い条件で決まります(詳しくは後半で解説)。

【早見表】デバイス別:必要なワット数(W)の目安(根拠付き)

下記の「必要ワット数(目安)」は、“快適に使うためのおすすめ値” です。

実際の最大速度は、「端末の受け入れ」「単ポート最大」「同時充電の配分」「ケーブル対応」の最小条件で決まります。

ターゲットデバイス必要ワット数(目安)体感できるベネフィット
最新iPhone / Android20W 〜 30W [1][2]
(最速狙いは上も検討 [1]
すき間時間で回復しやすく、
残量不安を減らせる。
iPad Air / Pro30W 〜 45W [3]
(一部Proは高速充電に60W以上 [4]
作業しながらでも追いつきやすく、
待ち時間を減らせる。
MacBook Air / 超軽量PC30W 〜 65W [5]給電が安定しやすく、
つないでも減るを避けやすい。
MacBook Pro / ゲーミングPC65W 〜 140W [6][7]
(機種次第でさらに上もあり)
高負荷でも不足しにくく、
作業の流れを崩しにくい。

迷ったら、必要Wに対して「1段階だけ余裕」を持たせるのが安全です。

たとえば、スマホ中心なら 20W→30W 程度にしておくと、機種変更後も困りにくい場合があります。

ただし、上げすぎると本体が重くなったり、同時充電の配分ケーブル対応(高出力ほど条件が増える)など、確認ポイントも増えます。

まずは、早見表の範囲で、あなたの用途に合う出力帯を選ぶのが、「失敗しないコスパ」の近道です。

脚注(根拠:公式情報)

  • [1] Appleサポート:iPhoneの高速充電条件(例:iPhone 8以降は高速充電の要件、iPhone 17は最速条件の記載あり)
  • [2] Google公式(Pixel仕様):USB-PD 3.0(PPS)+30W充電器で急速充電の記載
  • [3] Appleサポート:iPad/iPad Air/iPad Proなどに付属する電源アダプタ(18W/20W等)の公式一覧
  • [4] Appleサポート:特定のiPad Proモデルで、高速充電に60W以上が必要という案内
  • [5] Appleサポート:MacBook Air/Proに推奨される電源アダプタWと、ワット数の調べ方
  • [6] Apple技術仕様:MacBook Pro 16インチ級で140Wアダプタ同梱・高速充電対応の記載(モデルにより差あり)
  • [7] USB-IF(規格団体):USB Power Deliveryが最大240Wまで拡張された公式説明(EPR含む)

まず確認:あなたの端末に必要な充電ワット数(W)の調べ方(3分)

画像引用元:楽天市場

同じ「30W対応」「65W対応」と書かれていても、充電が速いかどうかは、あなたの端末が受け取れる上限(受け入れW)で決まります。

ここを外すと、どれだけ高出力なモバイルバッテリーを選んでも、体感は変わりません。

この章では、難しい知識なしで、3分で確認できる方法だけをまとめました。

手持ちの充電器(ACアダプタ)のOutput表記メーカー公式仕様を見れば、あなたに必要なWがすぐ分かります。

最速:充電器(ACアダプタ)のOutput表記を見る

いちばん手堅いのは、今使っている充電器のラベル(Output)確認です。

最大の「V(電圧)」×「A(電流)」=「W(ワット)」で計算できます。

  • 例:9V×2A → 18W
  • 例:20V×3.25A → 65W

複数の出力(5V/9V/15V/20V)が書かれている場合は、いちばん大きい組み合わせがその充電器の最大クラスです。

iPhone / iPad:公式情報+充電器表記で確認

  1. Apple公式の技術仕様(またはサポート)で、「高速充電」「USB-C充電」などの記載を確認する
  2. 手持ちの充電器(Output)を見て、最大Wの目安を把握する
  3. 迷ったら本記事の目安どおり、スマホは20〜30W、iPadは30〜45Wを基準にする

Android:メーカー仕様(最大◯W/PD・PPS)を確認

  1. メーカー公式ページ/製品仕様で、「最大◯W充電」「急速充電(PD/PPS)」の表記を確認する
  2. 充電中の表示(急速/超急速など)は参考程度。正確に知りたい場合はUSB-C電力メーターが確実
  3. 迷ったらスマホは20〜30Wを基準に、対応が明確な機種だけ上を狙う

ノートPC(Mac/Windows):ほぼ「推奨アダプタW」が正解

  1. 同梱/推奨の電源アダプタ表記(例:65W)を確認する
  2. 仕様で「USB-C PDで充電可能」かも要チェック(非対応だとモバイルバッテリーでは充電できません)
  3. 目安は65W〜。高負荷作業が多いなら、端末の推奨W以上を選ぶと安心

この “端末が受け入れられるW” が分かったら、次は モバイルバッテリー側の出力(単ポート最大) と ケーブル対応W を揃えるだけです。

失敗しない選び方:①必要W→②容量(Wh)→③ケーブル→④安全

画像引用元:楽天市場

モバイルバッテリー選びは、スペックを “足し算” するのではなく、あなたの使い方に合わせて条件を “順番に” 決めるのが最短です。

迷ったら、次の4ステップで選べば、失敗しにくくなります。

4ステップの全体像(迷ったらここだけ)

  1. ① 端末の必要Wを確認
    まずは、端末が受け取れる「受け入れW」を把握します。目安はスマホ20〜30W、タブ30〜45W、PC65W〜。 → 関連:USB PDと実効出力(単ポート最大/同時配分の落とし穴)
  2. ② 用途で容量(mAh/Wh)を決める
    何回充電したいか/PCまで充電したいかで決め、迷ったら10,000mAh≒約37Wh20,000mAh≒約74Whを目安に比較します。 → 関連:用語ミニ辞典  
  3. ③ ケーブルを揃える(出力に合わせる)
    本体が高出力でも、ケーブルが非対応だと速度は出ません。65W以上を狙うなら100W(5A/eMarker)対応を目安に。 → 関連:100W対応ケーブルとeMarker
  4. ④ 安全(PSE・保護回路・サポート)を確認
    最後に、PSEマークを最低条件として、発熱対策や保護回路、保証・サポート体制まで確認して絞り込みます。 → 関連:PSEと安全性のチェック

補足:①の確認が終わったら、次は「スマホ・タブレット中心」と「PC中心」で②容量と③ケーブルの最適解が変わります。


「最大100Wなのに遅い…」は、同時充電の “配分” が原因のことも。配分が明記されているモデルなら、PC+スマホの同時充電でも計画が立てやすいです。迷うなら “配分が読める65W級” から

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用語ミニ辞典:W / mAh / Wh(違いを最短で理解)

要点
  • W=充電の速さ
  • mAh=容量の目安
  • Wh=比較に強い共通指標
    → W=V×A/Wh=mAh×V÷1000

W = V(電圧)× A(電流)

数字が大きいほど、短時間で電力を送り込みやすくなります。

※ただし、最大速度は、端末の受け入れW・バッテリーの単ポート最大・同時配分・ケーブル対応のうち、いちばん低い条件で頭打ちになります。

mAhは、「どれだけ長く電流を流せるか」の目安です。

ただし、モバイルバッテリーでは、内部電池(多くは約3.7V)基準で表記されることが多く、スマホへ渡す5V出力の実力とそのまま一致しない場合があります(製品により電圧は異なるため、Wh表記があればそれを優先)

異なる電圧でも、公平に比較できるのがWhです。

計算は簡単で、Wh = mAh × V ÷ 1000

※比較ではmAhよりWh(または仕様欄の「定格容量」=実際に取り出せる目安)を見るとズレにくいです。

よくある誤解:10,000mAh=スマホを2回以上満充電?とは限らない

  • 例:10,000mAh(3.7V)→ 約37Wh(= 10,000×3.7÷1000)
  • スマホへは5Vで出力し、さらに変換・保護回路などのロスもあるため、体感としては “表示mAhより少なめ” になります
  • 比較で迷ったら、mAhよりWh表記(または商品仕様の定格容量)を見ると失敗しにくいです

落とし穴:USB PDと“実効出力”(単ポート最大・同時配分)を理解する

画像引用元:楽天市場

ここでいう実効出力とは、カタログの最大値ではなく、端末の受け入れW/バッテリーの単ポート最大/同時充電時の配分/ケーブル対応の条件の中で、実際にその場で出るWのことです(用語の違いは 用語ミニ辞典)。

この章では、USB PDと “実効出力” の見方を解説します。

USB PD(急速充電)とは?充電速度は「端末の受け入れW」で決まる

「急速充電」という言葉が溢れていますが、その心臓部にあるのが「USB Power Delivery(USB PD)」という世界標準規格です。

最新のPD 3.1では、従来の枠を大きく超える最大240Wの供給が可能になりました。 ※ただし実際に出るWは、端末側の対応やケーブル(高出力帯は対応ケーブルが必要)など条件で決まります。

ここで、一つ大きな「落とし穴」があります。

充電スピードは、バッテリーの出力とデバイスの受け入れ能力、その「低い方の数値」で決まるという点です。

たとえば、あなたのPCが65Wのパワーを求めているのに、持ち歩いているバッテリーが20W出力であれば、充電は遅々として進まず、使用中であれば残量はむしろ減っていくでしょう。

逆に、20Wまでしか対応していないスマホに、100Wのバッテリーを繋いでも、20W以上の速度は出ません。

自分の「メイン機」が何ワットで動くのか。

それを知ることが、無駄な買い物を防ぐいちばん確実な近道です。

さらに、見落としがちなのが、「単ポート最大」と「同時充電時の配分」です。

スペック表に「最大100W」と書かれていても、多くの場合それは、USB-Cの特定ポートを1口だけ使ったとき(単ポート最大)の上限です。

  • 例:USB-C1:最大100W/USB-C2:最大30W(=100Wが出るのはC1だけ)
  • 2台以上を同時に充電すると、出力は合計出力の範囲で分配されます

たとえば、「PC(65W必要)+スマホ(20W)」のつもりでも、同時充電の配分が「45W+20W」だと、PC側は充電が進みにくい/使用中は減る原因になります。

“最大W” だけでなく「どのポートで何W」「同時充電で何W+何W」まで確認するのが失敗しないコツです。

※同時充電時の配分(例:45W+20Wなど)は製品ごとに異なります。仕様欄の「同時充電:◯W+◯W」を確認するのが確実です。

単ポート最大/同時充電(合計出力・配分)/ケーブルの関係

チェック項目見落とすと起きることスペック表で見る場所OK基準(目安)
単ポート最大出力
(W)
「100Wモデルなのに遅い」
=実は最大Wが出るポートが限られている
「USB-C1:最大◯W」など
ポート別の最大W
メイン端末の必要W以上
(スマホ20–30W/タブ30–45W/PC65W〜)
合計出力と配分
(同時充電)
2台以上で充電するとWが分配され、
PC給電が足りなくなる
「合計◯W」「2ポート同時:◯W+◯W」など
同時使用時の内訳
同時に使う組み合わせで、
各端末の必要Wを満たす配分になっている
ケーブル対応W
(A数)
高出力バッテリーでも
ケーブルがボトルネックで速度が出ない
ケーブルの表記
「60W/100W/240W」「5A対応」「eMarker」など
狙う出力に合わせる
〜60Wなら60W対応65W以上なら100W(5A)対応推奨
  • 結論:①まず「単ポート最大」で端末Wを満たす → ②複数台なら「配分」を確認 → ③最後に「ケーブル」を揃える
  • 表記の読み方例:「USB-C1:最大100W/USB-C2:最大30W/同時:65W+30W」→ PCはC1固定が安全

よくある失敗パターン3つ(買ってから後悔しない)

  • 失敗①:「100W買ったのに遅い」
    最大100Wは特定のUSB-Cポート(C1)だけで、別ポートや同時充電だと出力が落ちているケース。
  • 失敗②:「PCにつないでも減っていく」
    PCが必要とするW(例:65W)に対して、バッテリー側が20〜45Wしか出ていないと、使用中は消費が上回ることがあります。
  • 失敗③:「高出力モデル+古いケーブル」で頭打ち
    ケーブルが60W未満だったりeMarker非搭載だと、バッテリーが高出力でもケーブル側で制限されます(65W以上狙いは100W対応推奨)。

用途別:スマホ・タブレット/ノートPCのおすすめ構成

同じ「30W」「65W以上」でも、最適解はあなたの使い方で変わります。

移動中の “足し充電” が中心なのか、作業しながらPCを減らさず使いたいのかで、必要なのは出力だけでなく、容量(Wh)やケーブル条件まで変わるからです。

ここでは、「スマホ・タブレット中心」と「ノートPC中心」に分けて、失敗しにくいおすすめ構成を具体例で整理します。

スマホ・タブレット向け:30W活用術(軽さ・持ち歩き)

画像引用元:楽天市場

週末の旅行や、身軽に街を歩きたい日には、30Wクラスが「速さ」と「持ち運び」を両立しやすい選択肢です(USB PD対応のスマホ/タブレット中心)。

30Wクラスで身軽さを狙うなら、プラグ一体型(充電器兼用)を候補に入れるのが近道です。

最近は、このタイプでGaN(窒化ガリウム)採用が多く、充電器部分が小型・軽量になりやすい傾向があります。

注意:(1)「最大W」は単ポート最大のことが多く、同時充電では配分で落ちます(→ 実効出力の章)。(2)プラグ一体型は便利ですが、製品によっては充電しながら給電(パススルー)時に出力が下がったり配分が変わることがあるため、仕様欄の「同時使用時の出力」を確認すると安心です。

たとえば、30W対応のバッテリーなら、条件によっては短時間の “足し充電” でも回復が体感できます(速度は端末側の上限や温度・残量で変動します)。

容量は、持ち歩き重視なら、5,000〜10,000mAhが目安。

比較で迷ったら、10,000mAh≒約37Whを基準に、スマホ中心の外出なら、30〜40Wh前後をひとつの目安にすると選びやすいです(用語は 用語ミニ辞典)。

コンセントプラグ内蔵タイプを選べば、家では充電器、外ではバッテリーとして「1台2役」をこなし、旅行の荷物をさらに削れます。

仕様欄では、「USB-C(PD)対応」「USB-C単ポート最大30W以上」を確認しておくと失敗しにくいです。

充電待ちのストレスが減るだけで、外出のテンポが整い、結果的にQOL(生活の質)も上げやすくなります。

ノートPC向け:65W以上の選び方(20,000mAh級・Wh・発熱対策・推奨W)

画像引用元:楽天市場

カフェで「コンセント席が空いていない…」

そんな時でも、条件が揃った65W以上のモバイルバッテリーがあれば、作業の自由度が上がります。

ただし、PC向けは、出力の数字だけで選ぶとつまずきがち。

ポイントは次の3つです。

PC派のチェックリスト(ここだけ見ればOK)

  • ① 容量は20,000mAh級(≒約74Wh)を目安に、Wh/定格容量も確認
    PC用途は消費が大きいので、持ち歩き前提なら20,000mAh(約74Wh)クラスがひとつの目安。mAhだけで迷ったらWh表記や仕様欄の定格容量を見るとズレにくいです。 用語ミニ辞典(W/mAh/Wh)
  • ② 発熱対策(熱で出力が落ちるのを避ける)
    高出力は熱を持ちやすく、発熱で充電が抑制されることも。温度保護・放熱設計の有無に加えて、密閉ポーチや布団の中など “熱がこもる環境” での充電は避けるのが安心です。
  • ③ PCの「最低推奨W」を基準にする(単ポート最大+同時配分も)
    いちばん確実なのは、同梱/推奨ACアダプタのW数。PCが65W推奨なら、モバイルバッテリーも単ポート最大で65W以上が基本です。同時充電するなら、仕様欄の「同時充電:◯W+◯W」で配分まで確認しましょう。 単ポート最大/同時配分

Macの場合:推奨Wの確認方法(最短)

  1. 電源アダプタの表記(◯W)を確認
  2. 不明なら、Apple公式の技術仕様/サポートで同梱・推奨アダプタWを確認

補足:65W以上はケーブルがボトルネックになりがちです。100W(5A/eMarker)対応まで揃うと “仕様どおり” になりやすいです。→ ケーブル節

購入前チェックリスト:安全性(PSE)・出力・ケーブル

画像引用元:楽天市場

どれほど出力が高くても、安全性や周辺条件が伴わなければ、トラブルや事故のリスクが高まります。

ここでは、購入前に最低限確認したいポイントをまとめます。

出力のチェック:単ポート最大/同時充電(合計出力・配分)

  • 単ポート最大:メイン端末の必要Wを1ポートで満たせるか(例:PCなら「USB-Cで65W以上」が出るポートがあるか)
  • 同時充電時の配分:「PC+スマホ」など想定する組み合わせで、配分が足りるか(例:PCが65W必要なら65W+20Wを確保できるか)※必要Wは端末により異なる

スペック表では、「USB-C1 最大100W」「合計最大130W」「同時充電:65W+45W」のような表記を探してください。

配分が書かれていない場合は、次の順で確認するのが確実です。

  1. メーカー公式の仕様表(出力・同時充電の欄)
  2. 商品ページの説明図(同時充電「◯W+◯W」表記)
  3. 取扱説明書(PDF)

ケーブルのチェック:65W以上は100W(5A/eMarker)対応が前提になりやすい

とくに、PC向けの65W以上を狙う場合は、出力条件に加えてケーブルが100W(5A/eMarker)対応かも確認しましょう。

(60W超の領域は5A対応が必要になりやすく、ケーブルがボトルネックになりがち) ケーブル節

同時充電のおすすめ組み合わせ例(配分イメージ)

あなたが実際にやりたい「組み合わせ」を、まずはこの表に当てはめてみてください。

仕様表の “同時充電:◯W+◯W” が、目安を満たしているかを確認すれば、失敗しにくくなります。

よくある組み合わせ目安(合計の考え方)仕様表で見るべき表記例つまずきポイント
PC+スマホ65W+20W
(PCは推奨Wを優先)
同時充電:65W+30W など「45W+20W」等だと
PC側が増えにくいことがある
タブレット+スマホ30〜45W+20W同時充電:45W+20W などタブ側が上限30Wの機種もある
(端末の受け入れWで頭打ち)
スマホ2台20W+20W同時充電:30W+18W など片方がワイヤレスだと
合計が足りなくなりやすい

※上のWは「理想の目安」です。実際の配分は製品の仕様(同時充電:◯W+◯W)に従うため、購入前に必ず確認しましょう。

安全性のチェック:PSEと義務表示、保証・サポート

最後に、安全面ではPSEマークに加えて、届出事業者名/定格電圧・定格容量などの義務表示、保証条件・サポート窓口が明確かを確認します。安全性の章

安全性:PSEと義務表示、回路保護・温度監視・保証条件の見方

日本国内で販売されるモバイルバッテリーは、電気用品安全法の規制対象で、規制対象となる製品にはPSEマークの表示が必要です。[PSE1]

さらに、経産省のFAQでも示されている通り、丸形PSEマークに加えて、届出事業者名(原則PSEマークの近く)、定格電圧定格容量といった義務表示が揃っているかまで確認すると安心です。[PSE1]

  • 最低条件①:丸形PSEマークがある
  • 最低条件②:届出事業者名(原則PSE近接)がある
  • 最低条件③:定格電圧・定格容量がある

※PSEはあくまで最低条件です。とくに高出力モデルは発熱しやすいため、ここから先は、安全設計(保護回路・温度保護)サポート体制で差が出ます。

上乗せで見るべき基準(ここだけ見ればOK)

  • 回路保護が明記されている(過充電・過放電・過電流・短絡など)
    仕様表/取扱説明書に記載があるか
  • 温度監視・温度保護がある(過熱時に出力を抑える・停止など)
    仕様表や安全機能欄を確認
  • サポート窓口が明確(問い合わせ先・交換対応の流れが分かる)
    公式サイトのサポートページを確認
  • 保証条件が分かりやすい(保証期間・対象外条件・申請方法)
    保証規約/購入ページの記載を確認

この基準を満たす製品は、トラブル時に対応の手間や不安が減りやすく、結果的に安心して使い続けられます。

メーカー名を挙げるなら、上記の条件を満たす製品を多く扱う例として、AnkerCIOなどがあります(最終判断は仕様と保証条件で)。

探し方のコツ:仕様表や説明欄では「Overheat Protection(過熱保護)」「Temperature Control(温度制御)」「Overcurrent/Overvoltage Protection(過電流/過電圧保護)」「Short-circuit Protection(短絡保護)」などの表記があるかもチェックすると見落としにくいです。

※補足:ブランド名だけで安全性は決まりません。無名ブランドでも上の基準(保護回路・温度保護・サポート/保証条件)が明確なら選択肢になりますし、情報が不足する製品は慎重に検討しましょう。

[PSE1] 出典(PSE/義務表示の根拠):経済産業省:モバイルバッテリーに関するFAQ(電気用品安全法)

ケーブル:100W(5A/eMarker)対応が必要?60W超で失敗しない

意外と見落とされるのが、「USBケーブル」です。

バッテリーが高出力でも、ケーブル側が対応していないと出力は頭打ちになります。

結論:65W以上を狙うなら「100W(5A/eMarker)」で揃えるのが安全

ノートPCなど65W級以上を狙う場合は、まず100W(5A)表記+eMarker内蔵のUSB-Cケーブルを選ぶのが安全です。

ケーブルは充電の “道路”。

道路(ケーブル)が細いと渋滞して本来のスピードは出ません。[C2][C3]

※規格やケーブル種別で条件は変わるため、購入時は「100W/240W」「5A」「eMarker」表記を優先して確認すると確実です。

整理:W=V×A(“60Wの壁”は3A→5A)

  • 60W = 20V × 3A(3A対応ケーブルが多い帯域)
  • 100W = 20V × 5A(= 5A対応ケーブルが必要)[C1]
  • USB PD 3.1では最大240Wまで拡張(例:48V × 5A)[C1]

補足:高出力帯(目安:65W級以上)では、ケーブルにeMarker(電子マーカー)が搭載されていると「このケーブルは何Aまで通せるか」などを機器側に伝え、無理な給電を防ぐ設計になっています。[C2][C3]

なお、ケーブルを揃えても、バッテリー本体の単ポート最大同時充電時の配分が足りないと速度は出ないため、スペック表はセットで確認しましょう。

選び方(迷ったらここだけ)

  • スマホ〜タブレット中心(〜60W想定):60W対応でも困りにくい
  • ノートPCの65W〜100W狙い:100W(5A)表記+eMarker入り推奨[C2][C3]
  • 140W〜240Wクラス(PD 3.1/EPR):240W(EPR)表記のケーブルが前提[C1]

パッケージや仕様欄では、「100W/240W」「5A」「eMarker」「EPR」の表記を探すのが近道です。

※「100W対応」とあっても、実際は、ケーブル・ポート・同時充電の条件で出力が変わります。仕様欄の「5A/eMarker」表記まで確認すると失敗しにくいです。

脚注(出典/根拠)

  • [C1] USB-IF:USB Power Delivery 3.1(最大240W/EPRなどの拡張)。
  • [C2] USB-IF:Type-CケーブルとeMarkerに関する要件(定格電流・識別など)。
  • [C3] Total Phase:5A対応ケーブルとeMarkerの必要性に関する解説。

FAQ:モバイルバッテリーのワット数(W)よくある質問

ここでは、モバイルバッテリーの「ワット数(W)」で、つまずきやすい疑問をまとめて解決します。

結論だけ先に知りたい人も、買う前の最終チェックとして読み返したい人も、気になる質問から拾ってください。

※前提:充電速度は「端末の受け入れW/単ポート最大/同時配分/ケーブル対応」のうち、いちばん低い条件で決まります。

高出力(65W/100W)なら古いiPhone/Androidも速くなる?

結論:速くなりません。充電速度は端末側の「受け入れ上限W」までで頭打ちです。

  • たとえば最大12W対応の端末は、100Wバッテリーにつないでも12W相当で充電されます。
  • 将来の機種変更を見据えて高出力モデルを選ぶのは“選択肢”としてアリです。

→ 関連:USB PDと実効出力の落とし穴

WとmAhの違いは?

結論:Wは充電の速さ(パワー)、mAhは蓄えられる電気の量(容量)の目安です。

  • Wが高いほど短時間で回復しやすい(ただし端末の上限で頭打ち)。
  • mAhは内部電池(約3.7V)基準の表記が多く、比較で迷ったらWhも見るとズレにくいです。

→ 詳しくは 用語ミニ辞典(W/mAh/Wh) を参照

65W以上で寿命は縮む?

結論:USB PDなどの規格に準拠した製品同士なら、極端に縮むことは一般に考えにくいです。

  • 機器同士が通信して、その時点で必要な電力に調整されます。
  • 寿命に影響しやすいのは出力の高さより「発熱」(充電しながらの重い作業・ゲームなど)です。

→ 関連:スペック表の裏側(安全・条件)

「最大W」は何を指す?(単ポート最大/同時配分)

結論:「最大W」は単ポート最大を指すことが多く、同時充電では合計出力の範囲で配分されます。

  • 「最大100W」でも、100Wが出るのはUSB-C1だけ…という製品があります。
  • 同時充電は「65W+30W」など配分が決まっているケースが多いです。

→ 詳しくは USB PDと実効出力 を参照

ノートPCが充電できない原因は?(PD非対応/出力不足/配分/ケーブル)

結論:原因は多くの場合「PC側がUSB-C充電(PD)非対応」「必要Wに届いていない」「同時充電で配分が落ちた」「ケーブル非対応」のどれかです。

  • PC仕様で「USB-C充電(PD)」に対応しているか確認します。
  • PCが65W必要なのに45Wしか出ないと、“増えない/減る”原因になります。
  • 65W以上を狙うなら100W(5A/eMarker)ケーブル推奨です。

→ 関連:スペック表チェックケーブル条件(eMarker)

100Wケーブルは必要?eMarkerとは?

結論:65W以上を狙うなら、基本は100W(5A/eMarker)対応を選ぶのが安全です。

  • W(ワット)= V(電圧)× A(電流)。100Wは「20V×5A」のイメージです。
  • ケーブルが3Aまでだと60W付近で頭打ちになりやすいです。
  • eMarkerはケーブルの許容電流などを機器に伝え、無理な給電を防ぐためのチップです。

→ 詳しくは 100W対応ケーブルとeMarker を参照

USB PDとPPSの違いは?

結論:Androidは機種により「PD」だけでなくPPS対応の有無で体感が変わることがあります。

  • 対応規格はメーカー仕様に「PD / PPS」などとして書かれていることが多いです。
  • 同じW表記でも、バッテリー本体・ケーブル・同時充電の条件で速度は変わります。

→ 関連:USB PDと実効出力ケーブル条件

PSEがない製品は避けるべき?

結論:国内で流通する製品は、まずPSEマークの確認を最低条件にすると安心です。

  • 高出力モデルほど発熱・保護回路の品質が重要になります。
  • 保証・サポート窓口の有無も“安全性の一部”として確認しましょう。

→ 詳しくは PSEと安全性の章 を参照

mAhとWhはどっちを見る?

結論:比較で迷ったら、電圧差の影響を受けにくいWh(エネルギー総量)を見るとズレにくいです。

  • Wh = mAh × V ÷ 1000(目安:10,000mAh≒約37Wh、20,000mAh≒約74Wh)。
  • 変換ロスや使いながら充電で体感は前後します。

→ 詳しくは 用語ミニ辞典(W/mAh/Wh) を参照


ノートPCで「つないでも減る」を避けるなら、推奨W以上の “余裕” が効きます。最大140Wクラスは、作業しながらでも不足しにくい帯域。外でも作業を止めたくない人は要チェック。

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まとめ:迷ったらこの結論(スマホ20〜30W/PCは65W以上+PSE+対応ケーブル)

ワット数(W)は、充電の快適さを左右します。

速度は「端末の受け入れW/単ポート最大/同時配分/ケーブル対応」のうち、いちばん低い条件で決まります。

  • スマホ中心:20〜30W
  • PC中心:65W以上(単ポート最大で満たす)
  • 失敗回避:PSE(義務表示)+出力に合うケーブル
    (例:65W以上なら100W=5A/eMarker)もセットで確認

まずは、手持ちの充電器のOutput表記(またはメーカー公式仕様/推奨アダプタW)で、必要Wをチェックしてみてください。

※PSE表示(義務表示)を確認し、購入前にメーカーの回収情報ページで型番・シリアルナンバーを確認すると安心です。 PSE根拠:経産省FAQ等/回収例:消費者庁の回収情報


まずは、“スマホに必要なW” を満たすのが最短ルート。30W対応+ケーブル一体なら、充電速度の不満と「ケーブル忘れ」を同時に解決できます。日常持ちの1台目におすすめ。

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PC用は “単ポート最大” に加えて、同時充電時の配分まで見ないとハマります。CIO SMARTCOBY TRIOは配分が読みやすく、PC+スマホの現実的な運用に強い構成

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PC派は “出力不足” がいちばんのストレス。140W/PD3.1クラスなら、対応機種では給電が安定しやすく、カフェ作業の自由度が一段上がります。

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著者プロフィール

UXデザイナー。日常的にスマホ/タブレット/ノートPCを持ち歩く前提で、「充電待ちのストレスを減らす」観点からモバイルバッテリーと周辺機器の選び方を検証・発信しています。

検証環境

  • 端末:iPhone/Android/iPad/ノートPC(Mac/Windows)
  • シーン:移動中の“足し充電”/作業しながらの給電/2台同時充電(配分の確認)
  • ケーブル:60W(3A)/100W(5A・eMarker)/240W(EPR)
  • 確認方法:製品仕様(単ポート最大・同時配分)+USB-C電力チェッカー等でのW/V/A確認
  • 補助:Android測定アプリ(例:Ampere等)/OS標準のバッテリー表示

※充電速度や発熱は端末の残量・温度・負荷・同時充電の条件で変わります。最終更新:2026/2/11

参考文献・引用元リスト

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